第2回 子どものホスピス視察ツアー報告~石垣島のル・ロチュス・ブルーさん~
2013年12月17日(火)~18日(水)に第二回「子どものホスピス視察ツアー」が開催されました。場所は沖縄県石垣島のル・ロチュス・ブルーさんです。視察報告を、新米准認定ファンドレイザーの藤原が行います!
視察参加者 :甲斐理事長…認定ファンドレイザー
岩崎さん…ベテラン子どもたちのケア担当
藤原…新米准認定ファンドレイザー
沖縄県石垣島 ル・ロチュス・ブルーさん 視察1日目
まずは空港で参加者を待ちながら八重山そばをいただきます(#^.^#)
海ぶどうのプチプチ感とおそばの相性が最高です(^^)
さて、空港からタクシーに乗ること約5分。
着きましたー(^^)/
「おおっ」と思わず声が出てしまうこの建物は、江戸時代末期から明治時代初期に飛騨高山で建てられた古民家を約30~40年前に石垣島に移築されたもので、以前は工芸館として使われていたそうです。
玄関を入ると、建物の中も100年以上の歴史と匂いを感じます。
まずはオーナーの奥谷さんから簡単に館内の説明がありました。甲斐理事長と岩崎さん・・・何に驚いているんだろう????(笑)
各々が部屋に案内された後、奥谷さんから「障がい児でも泊まれる宿泊施設」を作ろうとした思いや、この場所を選び、融資やリフォーム、近隣とのお付き合いまでの苦労話をとても楽しそうに教えていただきました。
ル・ロチュス・ブルーのコンセプトは、誰でも「暮らすように滞在できる家」を目指しています。そしてテーマは「学ぶ」・「繋がる」・「癒される」です。
みんな真剣です。特に琉球大学の小児科医でいらっしゃる金城先生は、家とも呼べるこの施設に釘付けです
そしてここから1、2分のところに海があります。一息ついてから、障がい児も海までいけるか探索してきました! 「車椅子でも通れるわね」と甲斐理事長。さすが!見るところが違います。
いよいよ夕食です♪♪ご主人のパトリックさんはフランス人。奥谷さんがフランス留学時代からのお付き合いだそうで、口数は少ないですが、とても気さくな方!調理場に特別に入れていただけました♪ パトリックさんと私↓
まだまだ夜は会議があるというのに・・・「まっいいか!」と甲斐理事長にこっそり先にいただきましたm(__)m 季節限定のオリオンビールです。
これは沖縄野菜の四角豆
夫婦で心をこめて食事を作っていただきました。しあわせです(#^.^#)
乾杯!!!!やっと堂々と飲めます(笑)
さて、遊びに来たわけではありません(^_^;)
夜は子どものホスピス経営戦略研修です。ル・ロチュス・ブルーさんを例に、ステークホルダーの作成。ワイワイガヤガヤと盛り上がりました(^^)/
沖縄県石垣島 ル・ロチュス・ブルーさん 視察2日目
朝です(^^)
障がい児が遊べる場所、観光できる場所がないか散策です。
まずは朝ごはん♪♪
ここは子どもたちが遊べる遊具施設、バンナ公園。金城先生はご自身の患者さんを連れて来られるか隅から隅まで見ています。
あんまりにも真剣なので、その姿をパシャリとしようとしたら、思わず視察しているようなポーズを・・・!とてもお茶目な小児科医のDr.でした(@_@;)
ということで今回の視察はここまで!お疲れ様でした。
パトリックさん、奥谷さん、本当にありがとうございました。
終わりに
ル・ロチュス・ブルーさんは2011年に神奈川県大磯町より移住してきたパトリックご夫妻によって立ち上がりました。大磯の「海の見える森」に共感し、自分たちで出来ることをしようと、高い志をもって活動しています。
まだ障がい児の受け入れの経験はありませんが、福島の子どもたちのデトックスツアー受け入れの経験値を活かして、慎重に検討中です。
そしてもう一つのお二人の使命は、この100年以上も続く古民家を、この先さらに100年続く未来のための管理人的な役割だと仰っていました。とても心に響きました。
奥谷さんとパトリックさんの夢はまだまだ続きます。
ル・ロチュス・ブルー
℡:0980-87-5576
http://www.lelotusbleu.asia/home.php
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次回は1月21日(火)、重症障がい児者レスパイトケア施設「うりずん」さんです。参加ご希望の方は、ビバーチェ事務局までご連絡をお待ちしております。
http://www.ikiruchikara.org/info.html#131001